供養 お盆

市川市内、とくに市川市霊園にお墓をお持ちの方からのお申込みが多いです

お盆 ~盂蘭盆~

本光寺では、お盆の時期に「お盆経(棚経 たなぎょう)」を行っております。お盆経(棚経)とは、僧侶がご家庭を訪問し、お経を唱えてご先祖様を供養する大切な行事です。
どなたでも気軽にお申し込みいただけます。特別な準備は必要ありません。
お経を通じて、故人様とのつながりを感じることができ、心が軽くなり、気持ちが前向きになることを実感できるでしょう。
故人様との思い出をかみしめながら、心の中で温かい感謝の気持ちを新たにする機会となります。
お忙しい中とは存じますが、この機会にぜひご検討いただき、ご先祖様や故人様への感謝の気持ちを表していただければ幸いです。

塔婆供養も承っております。塔婆供養では、故人様のお名前を記した塔婆を立てて、心からの供養を行います。

第三十五世住職 尾藤宏明 合掌

お盆について

お盆の正式名称は、「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と言います。盂蘭盆とは、梵語(古代インド語のサンスクリット語)の「ウランバーナ」のことで、逆さに吊された苦しみを意味します。

お盆は、お彼岸と並ぶ先祖供養の法会(ほうえ)です。もともと、お釈迦様(ブッダ)の弟子の1人、目連(もくれん)尊者(そんじゃ)が、餓鬼道(がきどう)に堕ちた母親の苦しみを救ったと説かれている「仏説盂蘭盆経(ぶっせつうらぼんきょう)」の経説によって、始められました。

目連尊者は、ある時、神通力によって亡き母親が餓鬼道に落ち、逆さ吊りにされて苦しんでいると知りました。そこで、どうしたら母親を救えるのか、お釈迦様に相談したところ、お釈迦様は言われました。

「夏の修行が終わる(旧暦)7月15日に僧侶を招き、多くの供物を捧げて供養すれば、母親を救うことが出来るであろう。」と。

目連尊者がお釈迦様の教えのままにしたところ、その功徳によって、母親は救われ、併せてご先祖様も救われたとのことです。

それ以来、父母やご先祖様に感謝の気持ちを捧げ、供養を積む大切な日となりました。

お盆(盂蘭盆会)とは、父母やご先祖様が苦しむことなく、成仏してくれるようにと、私たち子孫が、感謝の供養をする時なのです。

また、家族や一族が集まり、自分と自分の家(先祖、ルーツなど)の繋がりを確認したり、新しく家族になった人たちのお披露目や近況報告をしたり、有意義な時でもあります。

お盆のスケジュール

全国的には、お盆と言えば、8月の月遅れのお盆をさすのが一般的ですが、東京など一部の地域、カレンダーでは、7月のお盆をさします。
また、地域や宗派によってスケジュールも異なりますのでご注意ください。

(1)お盆

  • 7月1日 … 朔日盆(釜蓋朔日)
  • 7月7日 … 七日盆(七夕)
  • 7月13日 … 迎え盆(迎え火)
  • 7月15日 … 盂蘭盆(お盆)
  • 7月16日 … 送り盆(送り火)
  • 7月24日 … 地蔵盆(地蔵菩薩の縁日)
  • 7月28日 … 大日盆(大日如来の縁日)

(2)月遅れのお盆

  • 8月1日 … 朔日盆(釜蓋朔日)
  • 8月7日 … 七日盆(七夕)
  • 8月13日 … 迎え盆(迎え火)
  • 8月15日 … 盂蘭盆(お盆)
  • 8月16日 … 送り盆(送り火)
  • 8月24日 … 地蔵盆(地蔵菩薩の縁日)
  • 8月28日 … 大日盆(大日如来の縁日

盆入り

お盆の始まりの日としては、地獄の釜の蓋が開くといわれる1日(朔日盆(ついたちぼん)・釜蓋朔日(かまぶたついたち))とするところや、七夕の日でもある7日(七日盆(なのかぼん))とするところもあります。

迎え盆・送り盆

迎え火を焚く日としては、13日の夕方が一般的ですが、12日や14日とするところもあります。
迎え火を焚き、父母やご先祖様をお迎えします。
送り火を焚く日としては、16日の夕方が一般的ですが、15日とするところもあるようです。
送り火を焚き、父母やご先祖様にお帰りいただきます。

お墓が近い場合

家紋入り提灯をもって家族ほぼ総出で墓参りに行き、帰路は、提灯に灯りを付けて帰り、その火を仏壇に点灯する。
送り火は、16日夕(15日夕)に、逆に墓まで提灯を点灯、墓参りして消灯後戻る。

お墓が遠い場合

家の門口や玄関で、素焼の焙烙(ほうろく)に、オガラ(皮を剥いだ麻の茎)を積み重ね、着火する。

盆明け

お盆の終わりの日としては、地蔵菩薩の縁日である24日(地蔵盆)とするところや、大日如来の縁日である28日(大日盆)とするところもあります。

盆棚の飾り方

お盆を迎えるにあたっては、仏壇をお掃除し、仏壇前に盆棚を作ります。盆棚は、精霊棚(しょうりょうだな)とも言います。盆棚には、真菰(まこも)を敷いて、位牌を安置し、種々の供物・飾り物をお供えします。

(1)仏花

ミソハギ、ホオズキ、キキョウ、ヤマナデシコ、ヤマユリ、オミナエシなど盆花を飾ります。

(2)ナスの牛・キュウリの馬

ナスとキュウリにオガラをさして、父母やご先祖様の乗り物を飾ります。

(3)水の子

ナスとキュウリをさいの目に刻み、洗った米を混ぜて、蓮の葉に盛ります。

(4)みそはぎの花

水の子にふりかけて、灑水(しゃすい)(洒水)します。

(5)夏の野菜・果物

地元でとれた旬な物、好物を用意します。

(6)盆提灯

普通の絵柄の入った提灯を、盆棚の左右に飾ります。

お盆経(棚経 たなぎょう)について

お盆に、僧侶が、自宅の盆棚(精霊棚)の前で、父母やご先祖様に対して供養のお経を唱えます。一般的には、盆入り(1日)から盆明け(24日)までのお盆の期間中に、僧侶を招いて、棚経をあげてもらいます。
棚経は、普段の法事のようなお勤めとは異なり、読経時間も10分程度です。

お代 10,000円(平日)・20,000円(土日祝日)

別途交通費5,000円(市川市・松戸市・船橋市・鎌ヶ谷市・浦安市・葛飾区・江戸川区以外の場合、交通費が10,000円になります。)

別途御膳料5,000円

本光寺は完全予約制です。インターネットから24時間365日お申込みが可能です。 本光寺では、年間通して24時間開門しており、夜でもお参りできます。

丁寧に対応させていただきます

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千葉県は千葉市、市川、船橋、浦安、松戸、鎌ヶ谷、八千代、習志野、四街道、市原、茂原、成田、佐倉をはじめ、関東だけでなく全国からのお申込みがあります。
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いつも明るくきれいです

ご利益や功徳
ここ数年、参詣者が増えてきております。仏神様のご利益や功徳があればこそだと思います。
参拝の服装
礼服や喪服等の正装でお参りするのが望ましいのです。ただし社会通念上の常識の範囲であれば普段着でも構いません。
車椅子の参拝
境内はバリアフリーなので安心してお参りできます。授与所や寺務所受付も車椅子で行けます。本堂は階段が数段ありますので、介添の方を伴った上で昇堂してください。寺務員もお手伝いさせていただきます。
ペット連れ参拝
ペットと一緒にお参りできますが、トイレはご家族がご対応ください。
自由参拝(お参りだけ)
24時間365日、自由参拝(お参りだけ)が可能です。いつでも自由にお気軽にお参りしてください。お線香、お花は、玄関横にご用意がございます。なお、お花は数に限りがあり、在庫切れの場合もあります。
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